【報告】「第2回りっけん山口オープンミーティング」

2月24日(土)午前10時より、周南市シビック交流センターにおいて、「第2回りっけん山口オープンミーティング」 が開催されました。昨年11月に岡田克也立憲民主党幹事長を迎えて開催した第1回と同様、立憲民主党山口県第2区総支部(平岡秀夫総支部長)の主催。今回は、川田龍平参議院議員を迎えて、川田議員がこれまでも続けてきた「いのちを守るカフェ」との合同企画となりました。

満席となった会場で、川田議員は、薬害エイズで戦った自身の半生を振り返りながら、それらの活動を通じて「命」を守る法律の大切さに気づき、議員となったと説明。現在も「食は命の源」という考えのもと、種子法廃止や改正種苗法の問題点を訴え、自らが取り組んでいる「食や農」、ローカルフード、オーガニック(有機)給食を拡げる活動などを紹介しました。

続いて、平岡秀夫総支部長は、自身が、種子法廃止違憲訴訟(国が種子法を廃止したのは「食料への権利」を認める憲法に違反するものだとして、全国の農家や消費者ら1498人が種子法廃止の無効確認や国への損害賠償などを求めた訴訟)の弁護団の一員であることを報告。特に、種子法廃止法案の審議の際に、種子法を廃止して種子への公的関与を止め民間に委ねても問題ない根拠とされた民間企業のコメ品種「みつひかり」について、その産地や発芽率などが不正に表示されていたことに対して、種苗法の表示義務違反で警視庁に刑事告発されたことを資料で示し、その告発人に川田龍平議員も名を連ね、平岡総支部長も告発人らの弁護団の一員となっていることを紹介しました。

後半の参加者との質疑応答では、自民党の裏金問題についての質問や疑問の声が次々とあがり、川田議員は今後報道が少なくなり、世間の関心が薄れていくことに懸念を示し、「次の総選挙まで有権者が今の怒りを持続することが大切。そうすれば必ず政権交代が実現できる」と訴え、平岡総支部長も「裏金が、広島の河井元法相や東京の柿澤前副法相の事件のように、選挙買収に使われている可能性もある。裏金によって選ばれた議員による政治は、民主主義に反するものであり、決して許されない。」と指摘しました。

 

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